こんにちは、ぼんべあです。
これからは凡人こそ投資が必要だと私は考えています。
コロナ以降、世界的な大規模金融緩和によって世界のお金の総量が増えました。この出来事により、お金の価値が相対的に下がり、世界的にインフレが起きたことでインフレの波が日本にも来ています。
皆さんも物やサービスの値段が上がっているのを肌で感じているのではないのでしょうか。
いつから日本でインフレが始まったのか
日本では、２０２１年に物価が上がり始め、２０２５年の現在その状態が続いています。このように物やサービスの値段が上がり、繰り返されることをインフレーション(インフレ）といいます。逆に下がることをデフレーション(デフレ)といい、２０２４年の２月に日本銀行の植田和男総裁が、日本経済の物価が上昇しているとして、「現在はデフレではなくインフレの状態にある」と発言しました。この発言により日本が本格的にインフレ期に入ったのだと注目されました。
これからも日本のインフレは続く
ぼんべあはこれからも日本のインフレは続くと考えています。様々ある要因の中でも以下の３つが特に関係してくると思います。
・原材料価格の上昇
世界的な大規模金融緩和の影響で原材料価格（原油、食糧、金属など）の高騰が２０２５年の現在まで続いています。さらにトランプ大統領の関税政策により企業の生産コストが押し上げられ、製品価格の上昇が加速する可能性が高いです。日本は輸入に依存しているため、この影響を特に受けやすい構造をしています。
・輸入物価の上昇
２０２１年、ドル/円１０３～１０９円だった円は、２０２５年２月現在、ドル/円１５０円までになりました。日米金利差や経済成長率の差によるドル需要の高まりからくる円安が進行しており、これからも長期目線では円安が続くと考えています。円安によって輸入物価の上昇につながり、国内物価の上昇圧力となります。
・賃上げ
ぼんべあの勤める企業も近年賃上げが行われています。少子高齢化による生産人口の減少や物価上昇から賃上げの動きが活発になっていると感じられます。従業員の賃上げを行うと、人件費が増加し、製品価格に転嫁され物価上昇につながります。
貯金だけをすることは円のみに投資しているのと同じ
ぼんべあのこどもの頃は貯金をするか使うかの２択の知識しかありませんでした。お金も円しか意識しておらず、お金の価値が変動することも感覚的に分かりませんでした。貯金をしておけば堅実で安心と思っていましたが、物価上昇により数年前に買えたものが同じ価格では買えなくなってきています。お金は普遍的な価値を持つのではなく、インフレに対して弱いのです。これは円だけでなく他の通貨にもいえます。今までデフレが長く続いてきた日本が異常な状態だったのです。
どうやってインフレに対応するのか
通貨はインフレに弱い傾向があります。インフレに強い資産クラスを持つことが対策になると考えています。様々な資産クラスがありますが以下の３つが代表的なものになります。
1. 不動産
- 不動産価格は、インフレに連動して上昇する傾向があります。
- 家賃収入は、インフレの影響を受けにくい安定的な収入源となります。
2. 株式
- 企業の売上や利益は、インフレ時に増加する傾向があります。
- 株価は、企業の業績に連動して上昇する可能性があります。
3. 金（ゴールド）
- 金は、安全資産として認識されており、インフレ時のリスクヘッジとして有効です。
- 金は、インフレ時に価値が上昇する傾向があります。
これらの中でもぼんべあのおすすめは株式になります。不動産は少額から始めるのが難しく物件を見定めるのも難しいです。また、大きな額を一点に投資すると失敗したときに取り返しのつかないことになってしまいます。金は株式や不動産よりも上昇への期待値が低い傾向にあります。株式も銘柄選びなどの知識がいりますが、指数に連動するインデックスファンド(オールカントリー・S＆P500など)の投資信託を長期で積み立ていくのは資本主義の構造上、価値が上昇していく可能性が高いです。
まとめ
これからインフレが進行していくであろう日本では円だけに頼る貯金では自分の資産を守ることは難しいと思います。ぼんべあのおすすめは月々決まった無理のない金額をNISA口座にて指数に連動するインデックスファンドにコツコツ積立投資していくことです。面白くはなく即効性もないですが積立投資や節約を続けてきたことでこれといった優れたところのないぼんべあでも３０００万もの資産を築くことができました。凡人のぼんべあができたので再現性が高い方法だと思います。
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