凡人なりの下落相場の乗り切り方

お金

こんにちは、ぼんべあです。

この記事が下落相場を乗り切る手助けになればと考えています。

2022年は米連邦準備制度理事会(FRB)の4%を超える大幅な利上げもあり株式市場は1年を通して下さがる下落相場でした。毎日のように資産が減っていく下落相場はボディブローのようにじわじわと精神的にきいてつらかった覚えがあります。

下落相場とは

株式や債券などの金融商品の価格が徐々に継続的に下がっていく相場を、「下落相場」と言います。他にも「弱気相場」や「ベアマーケット」とも呼ばれます。下落の期間は様々で数週間から数ヶ月、時には数年にもおよびます。投資をしている多くの人が将来への不安や損失の拡大への恐れから、積極的な投資を控え、売りの傾向がつよくなります。市場の取引意欲が低下することで取引量が減少し、出来高が下がることで価格上昇しずらい状態となり、売りが売りを呼ぶ負のスパイラルに陥ってすまうのが下落相場の特徴です。原因は様々あり、経済の悪化・地政学的なリスク・金融危機など多岐に渡りますがいずれにせよ必ず下落は起こることですので覚悟をしておきましょう。

下落相場への備え

下落相場が来た時は、感情的な判断やパニック売りを避けるために、冷静さを保つことが重要です。起こると分かっているのであれば備えることで精神的なダメージを抑えることができると思います。以下が凡人のぼんべあの備えになります。

・前もって下落相場になったときの自分の心の動きをシュミレーションする

・人は利益よりも損失を倍以上の大きさに感じることを理解する

・一気に大金を投じずに自分のリスク許容度を低く見積もっておく

・毎月決まった額を積み立て投資することで投資の感情的な要素を減らす

・徐々に積み立てることで値動きに対する耐性をつける
 (リスク資産の増加による値動きの大きさに慣れるため)

・必ず下落相場がやってくることを理解する

・自信があり長く続けることができる投資方法で投資する

・株式は下げている期間よりも上げている期間の方が長いことを理解する

・下落相場の時は株式を安く買え、相場が回復するとリターンがプラスになることを理解する

いずれも自分の心が凡人であることを理解して今までの株式の歴史を学びシュミレーションすることで備えとしています。

下落相場はチャンス

長期のインデックスの積立投資の場合、歴史を振り返るといずれは相場は回復して最高値を更新しています。下落時に積立て投資することができていれば、取得単価を下げることができ、より大きいリターンを望めます。名著の敗者のゲームで「稲妻が輝く瞬間に居合わせる」との言葉にある通り、大きなリターンを生み出す日は、激しい下げ相場に遭遇うした後の特定の短い期間になることが多いです。いつ上がりだすかの予測は凡人の私には非常に困難であり、プロの投資家であっても正確に予測することができません。しかし、相場に居続けて積立投資を続けることで資本主義の恩恵を受けることができ、下落相場を乗り越えることでより大きなリターンに繋げることはできると思います。これまでの歴史を振り返ると下落相場はチャンスだったことが分かります。もちろん過去の実績が将来のリターンを保証するものではありませんが、資本主義が続く限りその確率が高いです。

まとめ

下落相場がくることが分かっていて心や資産配分についても備えていれば、狼狽して売ってしまうことはあまりないと思います。分かって理解して備えればきっと下落相場の間もブレることなく乗り切れます。ぼんべあは下落相場がきても自信をもって粛々とインデックス積立投資を続けていきます。

bonbea

サラリーマン兼業投資家の”ぼんべあ”と申します。エンジニアとして企業に勤める30代前半の男です。節約や投資をコツコツ続けて、社会人10年で凡人の私が3,000万円を築くことができました。気持ちを楽にをモットーにお金、仕事、育児を発信していきます。

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