凡人の私が考える心地の良いキャッシュポジションと生活防衛費

お金

こんにちは、ぼんべあです。

適正なキャッシュポジションは人によって違いますがこの記事が参考になればと考えています。

投資をはじめた当初はあまりキャッシュポジションを意識していませんでしたが、投資を長く続けていくうちに自分の心地の良いキャッシュポジションや生活防衛費が年齢や置かれている状況によって変わっていくことが実感として分かってきました。

キャッシュポジションとは

キャッシュポジションとは資産の中で、生活防衛費を抜いた現金が占める割合のことです。

例えば、生活防衛費を抜いた資金を200万円としたときに

・株式、債券、現金が100万円、100万円、0万円→キャッシュポジション0%

・株式、債券、現金が50万円、50万円、100万円→キャッシュポジション50%

となります。

キャッシュポジションを大きくとると当然、リターンは小さくなります。効率を考えリターンを重視するならば、キャッシュポジションを0%にして株式などの比率を100%にしするフルインベストメントもいいかもしれません。

生活防衛費とは

生活防衛費とは、病気や失業、災害などにより収入が途絶えたりしたときに備えて残しておく資金のことです。生活防衛費は少なくて3~6カ月、余裕を見て1年分ぐらいが目安になると聞きます。

例えば1カ月の生活費が30万円だったとき

・生活防衛費を3カ月としたとき30万円×3カ月=90万円となります。

・生活防衛費を12カ月(1年)としたとき30万円×12カ月=360万円となります。

家族の居るぼんべあは1年半(600万円)の生活防衛費を目安にしようと考えています。家族が多ければ多いほど予期せぬことが起きる可能性が高くなるので生活防衛費は厚くもつことを凡人のぼんべあはお勧めします。

効率と気持ちのバランス

人によって心地のよいキャッシュポジションのバランスは違うと思います。キャッシュポジションを厚く持つと資産の上下が小さくなり精神的には楽ですが、リスクにさらす資産の割合が少なくり、資金の効率が悪くなります。

例えば投資に使えるお金が200万円だったとき年間利回りが7%の金融商品があった場合

・キャッシュポジションを50%、100万円を金融商品に投資した場合に年間リターンは7万円

・キャッシュポジションを0%、200万円を同様の金融商品に投資した場合は年間リターンは14万円

当然ですが投資資金が倍になるとリターンの額も倍になり、逆に年間利回りがマイナスとなった場合は倍のマイナスが発生してしまいます。自分のリスク許容度をよく理解しつつ効率を追い求め過ぎずにキャッシュポジションを決める必要があります。扱う金融商品によってもこのキャッシュポジションの比率は変わりますが、ぼんべあは時価総額加重平均型のインデックスファンドに中心に投資をしており、この投資方法に自信をもっていることや30代前半のため、例え暴落しても働いて取り戻せること、1989年以降のデータでは長期で積立投資を行った場合20年という長期ではどの時点から始めても元本割れしていないこと(金融庁のつみたてNISA早わかりガイドブックから)などの情報からぼんべあ的には生活費防衛費を抜いてほぼフルインベストメントをしてもいいと考えています。もちろん過去の実績が未来を保証することはありません。

まとめ

人によって心地の良いキャッシュポジションは探るのはなかなか難しい思いますが、意外と自分のリスク許容度は低いものです。ぼんべあも少しづつキャッシュポジションを減らしているところです。比較的に若い20代~30代の時は厚く生活防衛費をもってインデックス投資を中心にやる場合はぼんべあ的にはフルインベストに近い状態でも問題ないと思っています。思っていますが、精神的に強いわけではないのでとりあえずNISA口座いっぱいにインデックス投資をすることでキャッシュポジション比率を下げていこうと考えています。精神的にきつくなり退場してはもともこうもないので精神的にも問題なくリターンを狙える自分にとってバランスのいい水準を探っていくのが大事です。自分にとって心地の良いキャッシュポジションが生活の質をよくすると考えていますのでこれからも心地の良いキャッシュポジションを追求したいと思います。

bonbea

サラリーマン兼業投資家の”ぼんべあ”と申します。エンジニアとして企業に勤める30代前半の男です。節約や投資をコツコツ続けて、社会人10年で凡人の私が3,000万円を築くことができました。気持ちを楽にをモットーにお金、仕事、育児を発信していきます。

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